Sunday, April 04, 2010

 

最近の私

我々の近況は、週2~3回のテニスと天気の良い日にはセーリングをして魚を釣ったりしています。後は家の細かい仕事などをして過ごしています。
健康的には一昨年より元気になったぐらいで快調です。ご心配のメールを頂きありがとうございます。

カタマランの方は今はお休みとして健康の方を取り戻す?ために毎日の運動とテニスが強くなるように敷地内を二人で走っています。
テニスをしている仲間達は年寄りが多くテニスとしては長年やっている人達ですから強いのですが、寄る年波のため体のどこかが悪い人達も多い。先日膝にステンレスの関節を埋め込んだテニス暦60年と言うおばあさんが、二日後に退院して4~5日後からはテニスコートの周りを回復のために松葉杖で歩き回っている。

年を取っても運動をしていると回復が早い事がわかります。私も今の目標は腎臓移植ですので体力つくりをしているのですが、テニスコートで走り回って相手を倒すと「お前病気ではないのか?」と野次が飛んでくるほど元気です。
腎臓移植をしても今の元気が取り戻せるか?とはわからないのですが何でも新しい事を経験すると言う事はすべてが未知で刺激的なことと思います。
もしまた健康と時間が取り戻せればカタマランを海に下ろすことを考えて造り、セーリングをしてみたいものです。

今は老艇のモノハルでセーリングしていますが、1日4回の人工透析液を取り替えなければいけないのであまり海の荒れているときには出られませんが、時間が来ると揺れる船で海を眺めながら透析液を取り替えてはセーリングをしています。
船で透析液を替える事は問題ないのですが、もしも、体内に菌が入ったりすると腹膜炎になったりします。これになると緊急に病院にいかなければならないのでセーリング中では難しく、透析液を取り替えている途中でもしも船が揺れ取替え口に何かが当たると大変な事になりますので余程の注意が要ります。これさえ気をつければ以前のようにセーリングする事が出来ます。

先日、恒例のオークランドタウランガのイースターレースがありました。我々の船で2日はかかる距離をフランスのトリマラン60G3が風もないのに一番で入りました。この船は今までのレース記録9時間台を乗り越え目標時間が5時間と言う事でしたが,生憎の微風で約14時間となったが、それでも速く走るものです。二番は7時間遅れでカタマランでした。
レースではトリマランが速いのですが居住性がなくクルージングには向かないと思います。モノハルがカタマランのすぐ後に三番目で入ってきました。我々が湾内から外海に出ようとしている朝に出会う事が出来ました。

多くの船はその日の夕方ぐらいにまでにゴールインし、一番遅れたのは夜中だったそうです。風のない日のレースは大変だな~と思うのです。それでも風のないのにセーリングしている事に驚いてしまいます。我々の船ではエンジンでしか走る事は出来ません。

こんなレースを見ていますとカタマランも出来る限り軽く作り微風で走る船にしたいと考えています。これからの船は風のない日にも走る船が理想だな~と思うのです。

釣りの方は4年ぐらいカタマラン造りで忙しく休んでおり、最近の状況がわからずあまり釣れませんが、これから少しずつ釣れるようになってくると思います。釣った魚と我が家のデッキで出来たブドウで造ったワインを飲み季節の味を味わっています。残念ながらグラス一杯ぐらいしか飲めませんが、腎臓病は少しの酒は飲んでも良いと言われています。

あと1年ぐらいはこんな調子で過ごすと思いますが、今も自分でも感じますが「当分 死にそうもない」また環境が許せばカタマラン造りに時間を使いたいと思っています。

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