Monday, January 01, 2007

 

新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

2007年がやって来ました。今年もカタマラン造りを投げ出さないように造り続けたいと思って居ます。

いまやっている工程はフェアーリングといって、レジンに粉を混ぜた奴を船体に塗りつけては磨きとるといった「これは無駄ではないか?」
と思うほど塗っては削り落し塗っては削り落とす。
これをやることにおいて少しずつ凹んだ部分が埋まって行き船体がスムーズな綺麗な平面となって行くのです?。

これは船がどのくらい美しくみえるか?と言ったコスメチィックの世界であり、船の性能や安全性とは関係の無い世界なので、
何処までやれば自分自身が納得するか?の問題が多く、無駄に材料を沢山使い美しくしてゆく、時間ももう一週間も掛かっており未だ掛かりそうである。
おまけに材料がなくなってきたのでオーダーしなければいけないのだが、あいにくの年末でニュージーランドは総てと言っても良いぐらい止まっている。

最近は昔ほどではなくなったといっても一月半ばまではまともには動かず総ての人達は金が無くても遊び続けている。
遊ぶ為に働いていると言ったような国なので仕事などそっちのけである。
私の考えとしては何も悪い事ではないと思うのだが、身勝手な考え方として材料が無くなったので早くみんなに働き始めて欲しいと思っているのです。

ニュージーランドの新年の様子を少し書きますと、クリスマスを中心として国中が騒ぎクリスマスプレゼントを買い贈りあいます。
我々の考えではなぜか?クリスマスイブがクリスマスと言った間違った考えを思い込んでいたのですが、当たり前の事としてクリスマスと言うのは25日なのです。

我々は24日にパーティーなどをして酒を飲みケーキを買い食べると言う事をやっていた関係で、クリスマスは24日だと思っていましたが、こちらでは25日に家族が集まって一緒に食事をしてクリスマスを祝いプレゼントを贈りあう。
決してみんながクリスチャンではないのだが祝日と家族が集うよい機会となっている。

年寄り連中はこの日を楽しみにしており、会う度に家族の話しをして、さも「羨ましいだろう」と言ったように言いふらすのである。
この国では家族は農家とか以外は別々に暮らしており、日本の様な同居などはよほどの事がないかかぎり見る事はない。
各自が自立して生きることを習慣として生きている為、18歳ぐらいになると自立して生きるのが一般的である。

したがって家族が集う事が出来るのはクリスマスが良いチャンスであり、年寄りが楽しみにしている一年に一回の楽しい時間である。
これも最近は遊ぶことが多くなっており、若者は形式的にクリスマスの食事を食べると直ぐに遊びに出掛けてしまうように時代が変って来た。

時代がこのように変って来たので日本のお節料理を若者が食べなくなった様に、こちらの若者もファーストフードを好むようになってきた。
年寄りはここでも又取り残されて行く様だ。

このクリスマスの盛り上がりが終わるとニューイヤーズイブのパーティーが待っていて、これは酒を飲み馬鹿騒ぎをして踊り明かし新年を迎える。
若者はビーチに集まり(こちらは夏である)踊り明かし、一部は暴れ狂いポリスに捕まるのが例年の行事である。

新年はこれが盛り上がっている行事で有るが次の日からは普通の日に戻る。
しかし未だクリスマス休みは続いては居るが、我々が考えるお正月と言った様子は何処にも無い。しいて言うならば夏の日曜日のような日々が続いて行く。

こんな様子がニュージーランドの新年である。
我々はと言いますと、今年の新年は非常に夏としては寒く
目が覚めて朝風呂に入りたくなり恒例のシャンペンを抜き朝風呂としゃれ込み、新年のお雑煮の代わり小麦粉の団子を落とした自家製お雑煮を食べ正月気分になりました。

しかし余りにも日本食はあっさりしており何か物足りないので、この前韓国料理の店で買った餃子(韓国食品店では日本食、中国食、も売っている)などを食べて新年を祝いました。
タマのノンビリした時間も良いのだがテレビも面白くなく、出掛ける気もしないので酒を飲んで寝転んでいただけの新年でした。
退屈な新年ですね~又今年もカタマラン造りに励みたいと思っています。

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