Friday, August 24, 2007

 

カタマランのデザイン その3

カタマランのデザイン その3

カタマラン全体のイメージとしましては、今風(いまふう)の大きな窓がサルーンを覆うように張りめぐらされ、船内にいながら周りを見渡す事が出来るものです。
サルーンにはソファーがデーンとあり、その横はナビゲーションの為のチャートテーブルと成り、そして壁にはテレビを取り付けるつもりです。船体には家庭並みの大きなキッチンを作り、サルーンの窓がキッチンの上まであり天窓風なので採光がとてもよく明るい感じのキッチンになります。

カタマランで考える事は船内を明るくしたいと言う事です。今までのモノハルでは木目調のさもヨットという感じでしたので、今回はもっとコンテンポラリー風の明るい船内にしたいと考えています。
南太平洋の明るい陽射しを一杯に浴びてノンビリと過す空間を夢に見ているのです。

寝室は各ハルの後部にマスタールームとゲストルーム、前部にクルーの為の二段ベット、そしてマスタールーム側のハルにはシャワーとトイレを前部に、ゲスト側のハルの真中にシャワーとトイレを作る予定です。

とにかく軽くする為には内装をシンプルにして自由な空間としたいと考えており、出来ればチャートテーブルの横当りに趣味のフライを作るスペースを作り、南太平洋のリーフに行った時には流れ込みでフライフィッシングなどしたいと夢を持ち、アラスカやカナダではキングサーモンを釣り上げようと空想しています。

私のセーリングの目的は世界を一周することではなく、行く先々で釣りをしたりすることが夢なのです。
ここニュージーランドに住み着いたのも釣り天国ということが大きな理由の一つです。これからもこの国で釣りは続けたいと考えていますが、世界のあちらこちらで釣りが出来たらいいな~と夢に見ており、そのためにも釣り場でこのカタマランが基地となるようにデザインしてゆきたいと考えております。

今手持ちのモノハルを売り、材料代にしたいと考えておりますが、誰かモノハルを買いたい人はいませんか?ニュージーランド製の船ですのでリタイヤした方がこの国に住むためには家となることが出来、時々日本に帰れば何時までも永住権が無くてもニュージーランドに住んで老後を過す事も出来ますよ。一つのアイデアです。
フル装備をして南太平洋をセーリングすることも出来、又ニュージーランドに戻ってくる事も出来ます。
最近このようなリタイヤ組を多く見かけるようになって来ましたよ。

ところでナビゲーションは今度は便利なGPSに頼る予定です。未だ一度もGPSでセーリングした経験が無いのですが。
船には貰ったGPSがあるにもかかわらず昔ながらの紙のチャートであの島が何処そこなどとセーリングしております。

今回はSSBやGPSなど買い揃えてコンピューターによる便利なセーリングをしたいと考えているのです。もう冒険をする歳でもありませんので観光客的なセーリングをして行く先々で釣りを楽しみたいと考えています。

以前訪れたアトールの小さな島の流れ込みでルアーを投げ楽しんだ釣りが忘れられず、今度はこのようなところでフライフィッシングをしたいと思うんです。セーリング中はトローリングラインを流し今晩のおかずを獲り、行く先々の島のマーケットで野菜、芋、バナナなどを買い求め運動をかねその辺を歩き回る。

夜にはヨット仲間達と、とりとめのない話をしながら一杯やる(飲んでもいいかな~?)こんな生活を考えているのです。
クルージングと言うのは多くのヨットが同じ時期に天気の関係で移動するため、顔なじみばかりが周りにおり仲間同士でセーリングしているようなものなのです。

こんな人達の中にはドクターが案外多く年寄りたちには何かと助けになるものなのです。そしてヨット乗りというのは少し変った人達が多く、いい言葉でいいますとユニークな人達で物知り、あり来たりな生活に飽き飽きした人が多く、話をしていて面白い人達です。
こんな人達の中にこのブログを読んでいただいているあなた達も入りませんか?。

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