Saturday, September 15, 2007

 

マスト製作 ナンバー2

マスト製作 ナンバー2

今週もマスト作りに明け暮れていました。
二本目のマストを繋ぎ、先週作ったマストにフィラーを塗りたくり、それが乾いた時点でサンドペーパーで磨き出す。
手間の掛かる仕事ですが少しずつマストの表面がスムースに成ってきます。

この後、クロスを貼り、レジンを塗ってマストは出来上がります。これを二本作るのですが一番難しいところは真直ぐに繋ぎ合わすと言うところです。
ガレージで1メーターづつ作ったマストの筒を4本繋ぎ、外に持ち出し15メーターに繋ぐのですが真直ぐな場所が必要なのです。
今回は家のデッキで11メーターまで繋ぎ、その繋いだマストを丘の上に運び出し最後の4メーターを繋いで見ました。

前回のマストが少し未だ曲がっている事に気が付き、どこか真直ぐなところがないか?と探した結果、家のデッキで作れるのではないか?と、チャレンジしました。今回はほぼ真直ぐなマストが出来上がり満足しています。
この繋いだマストを丘の上まで運び上げるのが大変な仕事で、二人で担ぐのだが少し無理があり、ワイフの得意のアイデアーが出て、一輪車を使い片方をそれに載せもう片方は持ち上げて坂道を運び上げる。

このアイデアーが上手く行き比較的簡単に運び上げ、今これに最後の4メーターを繋ぎ合わせたところです。
今のところ比較的良い天候に見舞われ仕事がはかどっていると言ったところですが、屋外工場で作業すると言う事は大変でして、
フィラーをレジンと混ぜピーナツバター状にするのですが、風が来ると軽いフィラー(粉)は空中に舞い上がり、その風を遮る為にダンボールの箱をつぶしてその壁の陰でフィラーを混ぜている。

一見すると乞食がダンボールに包まり野外で生活しているようにも見えるわが野外工場です。
何故ニュージーランドまで来てこんな生活をしているのだろうと考える時があるのですが、日本の生活を思い返す時、ただ毎日を働いて働いて、働く事が生活ではないか?と思うような生活だったと思います。

今ここニュージーランドに来て生活していると、金銭的には貧しくは成ったのですが、自分の生き方は豊かになったと思うのです。
自分の敷地でヨットなど造るなんて日本では考えられない我々の生活でした。今やっとニュージーランドに来て自分がしたかった生活が出来ていると思っています。

しかし人間と言うものは欲望の動物らしく、一旦恵まれれば何か新しい物が欲しくなるものなんです。
欲望が強すぎ抑えられないと言うのは、ノドが乾いた人が海水を飲むようなものらしく、飲めば飲むほどノドが乾き海水を飲み続けて自滅してしまうものだそうです。

ところで、この欲望をかなえるのは旅行が一番ではないか?と考えます。簡単に違った環境にたつことが出来るのが旅行です。
リタイヤ後に世界を旅して回るにはたいへんな資金が必要なためと、同じ環境のホテルに泊まりバスで窓から眺めるような旅では、家でテレビを見ているのとなんら変らないと思うので、その基地となるヨットを造っているのです。
 
今私はこんな事を考えて生活していますが、その生活の基地となるこの家をインターネットで売りに出しており、時々世界中?から問い合わせが来ているのです。
初めは家が売れてからその金でヨットを造ろうと考えていましたが、直ぐには売れず、気持ち的にも直ぐに売りたくないというものが有り、ここで造ることにしたのですが、世界中にはいろんなタイプの人が住んでいて、このロッジに興味を持つ人が問い合わせて来ています。

最近問い合わせがあるのはアメリカ人、南アフリカ人、デンマークに住むインド人、スイスのヤングカップル、イギリス人などなどですが、
宣伝のインターネットの視聴率?も我々のロッジが一番人気が有り、そのうち売れるだろうと思っていますが、我々自身はカタマランが完成したら売れて欲しい(後1年から2年)と望んでいるのですが、我々同様に生活を変えたいと言う人達が多く上手くタイミングが合うかなあ?などと考えています。

この先はどうなって行くのでしょう????。

何時だったか覚えていませんが、夢を見たのです。私が棺に入れられ焼かれるのです。焼かれる瞬間 「アツイ」と言って「出してくれ~」と叫んでいるところで目が覚めたのです。
何でこんな夢を見たのだろう????
キット、ベットの電気毛布が熱過ぎたのかも知れません。

Comments:
カタマランやアウトリガーに興味があります。

写真などがあれば、イメージしやすいのですが。

札幌

http://www.ne.jp/asahi/kanu-seisaku/tomonokai/
 
初めまして

カタマランは夢が大きくて直ぐには造れませんので今は未だ写真にも絵にもならないと言ったところです。
ヤフーにも同じブログを載せております。
http://blogs.yahoo.co.jp/tsuyako124そこには写真を少しずつ載せておりますので見てください。
人手が必要ですので一緒に造りませんか?ニュージーランドに手弁当で遊びに来てください。
 
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