Friday, October 12, 2007

 

小さなひらめきが大きなカタマランになって行く

小さなひらめきが大きなカタマランになって行く

女房が余り大きな字で書くとバカに見えるというので今回から少し小さく書いてみました。
本当はバカだから仕方が無いのにそこは見栄を張って、じゃ賢く見えるようにしようと思ったのです。どうです少しは賢く見えますか?。

ところで、ここニュージーランドは南半球のためか?春の方が天気の移り変わりが烈しく、「男心と春の空」のような日々が続いています。この中でカタマランを造ってゆかなければならないため、昨日は窓から小雨の中の造り掛けのカタマランを眺め、どうしてあのカタマランを動かしてゆこうか?と二人で悩んでいたところ、十五島サンからのヒントがブログに届いておりました。これは良いアイデアだと早速試して見ようと考えています。

我々も丁度、材料を輸入した時にコンテナーの中に付いてきたパレットを柔らかい埋立地に敷き、その上に柱を立て、その柱を3本組み立て、それに滑車をぶら下げて船体を動かそうと思いついたところだったのです。
私が考えるカタマラン造りはこんなアイデアを沢山使い造り上げたいと願っているのです。
確かにクレーンを頼み船体を動かせばいいのですが、毎回経費が掛かるのでそのうち破産と言う羽目になり、カタマラン造りを諦めなければ行けない事になりかねないので、自分達の持ち駒で何とか完成すると言う事も我々に与えられた課題のひとつでもあります。

実際にニュージーランドではヨット造りをする人が多くおりますが、希望や期待が多くなり金銭的に予算オーバーとなり途中で諦めざるを得ない人を多く見受けます。
私の考えるヨット造りはこのようにならずに、新しく自分が考える、希望する、ヨットを造ってみたいため、最終的には完成させるのですが、小さなひらめきを加えながら、考え出して行き、造る苦しみ(変態趣味)、喜び、満足感、自信、ナドナドを味わいながら造ってゆくのが目的です。

それに今の時代淋しい孤立しがちな世の中ですので、出来れば多くの変った個性のある人達との交流を深めながら、このカタマランが完成すれば良いのにな~と願っているのです。
なぜ真面目な人でなく個性的な変った人を求めているかと言いますと、だんだん歳を取って来たので肩が凝りやすく堅物は困るのです。

私も今年で60歳に成りますがこれからの老後をどう暮らしてゆくか?と言う課題にぶつかっており、カタマラン造りは良い老後の一時を過すと信じております。
そのためにもカタマラン造りは小さなヒントを出し合い、考え出し、予算内で造ってゆくのが大事だと思うのです。
余り早く完成してもその後の老後のもてあました時間をどうして過せばいいのか戸惑ってしまう為、頭の運動を兼ね造ってゆこうと考えております。
しかし、あまり長くなると死んでしまうかも知れないから適当な期間で完成させようと思っています。

昨日も目の検査に行った帰り道、マリーナーに寄ってマネージャーと将来カタマランを停泊させるマリーナーバースの確保を話し合ってきたところです。
2年前からバースの確保を頼んでいるのですが、未だ順番待ちの一番最後に名前を連ねていると言うところです。
我々のマリーナーはメンバーが集まって運営されておりニュージーランドでも一番安いマリーナーではないか?と思うのです。
だからマリーナーバースを買いたい人が多く今300人がデポジットを納めて順番待ちをしています。

我々は約20年前からメンバーになっていますので、カタマランが完成したら何とかバースを都合してもらおうと思っていますが、メンバー以外の人はバースの確保は不可能に近い状態です。
何でこんな事を書いているか?と言いますと、今我々のヨットに興味がある人達が3組ぐらいコンタクトをして来ています。もしヨットを買うとして買ったら今度は置くところをどうするか?と言う問題にぶつかりますので、バース付きで売ってくれと言う人が多く困っているのです。

近くに民間のマリーナーが有るのですが、値段が高く我々のマリーナーの3倍ぐらいするのです。カタマランが完成したら必要となるマリーナーバースは1300万円ぐらいするためとても買えません。
今ニュージーランドの海沿いの土地は1億以上しますから、この土地に別荘を建てようとするとかなりの金が必要となってきます。(高くて計算が出来ない)
そこでマリーナーに船を置き別荘として使うとかなり安くなるのです。

少し考え方を替えると、マリーナーは有意義に使えるため需要が多く、マリナーバース付きでヨットを売ると直ぐに売れますが、買った人はヨットを直ぐに安く叩き売り自分の好みの船に置き換えるのです。
今日も我々のヨットを欲しいというバイヤーとこの話しをすることになっているのです。
サア~どうなってゆくのでしょうか?楽しみですね~

皆様もネット上でも構いませんので何か良いアイデアがありましたら教えてくださいね。
しかし「船頭多くして船山に登る」といいますのであくまでも船頭は私ということにしてくださいネ。

写真は http://blogs.yahoo.co.jp/tsuyako124/51847702.htm/

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