Saturday, May 03, 2008

 

カタマランの製作状況




昨日シャワーに入った時湯が少しぬるいと感じた『また湯沸かし器が故障したな~」と思っていた。仕方無く今朝調べたのだがサーモが故障しているのを発見。新しいサーモを買わなければ完全には直らないのだが、とにかく今日は温かいシャワーが使えるように直して置き、さぁ~今日もカタマラン造りを始めようと思って用意していると雨が降りだした。

出端をくじかれてしまったので今日は昨日の成果を観察して仕事はお休みとする。
湯沸かし器の調子を見るとうまく行っているようなので早速風呂に入ってみる。ニュージーランドは日本と違い乾燥気味のためか?フロに毎日入る気がしない。
多くの家庭ではシャワーだけで済ましているようだ。我々もたまに風呂に浸かるのだがたいがいはシャワーで済ましている。

ところでカタマラン造りはデッキが大まかに終わり、ベッドルームが出来上がり、今エンジンルーム作りをしているところです。
主にコックピット周りの仕事をしています。
毎日少しずつ、一歩ずつ、「アリさんアリさん」「尺取虫さん」のように作っているとカタマランらしくなってきました。

最近はこのカタマランが完成したらどんな生活をしようか?と考えることが多くなりました。今はカタマランを造っていることが楽しく、嬉しく、毎日が充実している生活ですが、「カタマランが出来てしまうと何をしよう?」、完成するともっとセーリングがしたくなると思うのですが、そのセーリングに何を目的として加えて行こうか。
勿論、釣りはしたいが毎日毎日釣りばかりするわけにも行かない。

このカタマランで世界一周でもしたいか?と自分に問うと、過去に世界を見て回ったこともあり食欲が出ない。南太平洋にセーリングに出掛けたいか?と言っても、やはり20年前にやってしまったのでイマイチ燃えない。
何かセーリングに目的を加えたいと思い出している。

海でこれからの老後の一時期を過すのだから、海の生物や自然の勉強を今まで以上にしてただ海を「ボ~ッ」と見ているのではなく、海にモット興味を持ったり海藻に興味を持ったりと海の生活を面白くする努力をしたい。
海はまだまだ未知の世界である。陸上のわずらわしい生活を離れもっと自然と共に暮らしたいと考えている。

カタマランが完成したらいま住んでいる家を売り払い身軽になってヨットに住み、残り少なくなった人生を気楽に楽しく過そうと計画している。
無論、陸のフライフィッシングも捨てきれないので時々やりたい。
コンナ事を色々考えながらカタマランを造っているので、ここをこうした方がいいのでは?と最初の案が少しずつ変ってくる。
我々はクルージングを中心に考えているため、居住性を一番に考えている。

初めは46フィートで設計したのだが50フィートにしょうじゃ~ないか?と変って来た。居住性を考えて設計したので46フィートにしては太り気味の船になってきておりもう少し長くした方がバランス的に良く見えるだろうというのが考え方の始まりである。

何故か?ヨットは大きさでどうのこうのという風潮が有るが、ヨットはヨットであるので大きさで考えるのは間違いだろうが、大きくなると居心地がいいのとカタマランの場合は安全性がよくなると思っている。
しかしデメリットもある。金が掛かる、マリーナが見つけにくい、取り扱いが大変になってくる。メンテナンスが多くなる。
それでも自分でカタマランを造っていると46フィートと50フィートの大きさの違いは材料と仕事が少し多くなるぐらいですのでこの際50フィートにしようかな~と考えているところです。

無論どうして海に降ろすのか?と言う大きな問題は残されていますが。(笑い) 不可能は何も無いと信じて居ます。

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