Wednesday, August 13, 2008

 

天候待ち

天気待ち

今年の冬は過去にないほど雨が降り続いています。オーストラリア沖の海水温が何故か高くなっているらしく、その影響で例年になく台風並みの低気圧が発生しており毎週ニュージーランドにやってきています。それも冬の真っ最中に!
海で何人か死に、陸でも何人か死に、ニュージーランド中がけ崩れが起こり大変な冬になっています。

今どき、こんなことを書いても当たり前ぐらいにしか感じない狂ったような気候ですが、これまた当たり前のことを書いていると自分でも感じるので何か?いい事を書きたいと思います。

この様な荒れ模様の天気が続くとたまに晴れて雲の切れ目から久し振りの太陽が現れると何と嬉しく感じることでしょう。
太陽の光は暖かく寒さに震える我々を心から幸せにしてくれる。

この太陽も夏になると暑くて我々を焼き殺すのではないか?と思うぐらいに変ってしまう。人間も勝手なものですね~。
こんなことを書いている今日も雨が降っています。まだ水害で溢れたままのところもあるとテレビで映されています。

おかげさまで我々の住むタウランガは災害の少ない気候の温暖なところですのでたいした被害はありません。「早く冬が終わってくれないかな~」と、仕方なく毎日ノンビリと過しています。でも二日も家に閉じこもっていると退屈して来るので何か出来ることを探してはチョコチョコと仕事をしているのです。
この調子では暖かくなるまでカタマラン造りは余り進まないようです。

急ぐ事はないと思う反面気持ちが何故か?あせる今日この頃です。

ところで先日香港からメールが届きました。用件は別にしてこの人はオーストラリア国籍で香港に長く住んでいる人らしく、カタマラン46フィートで世界一周して戻ったばかり、今本を書いていると言う事でした。世界一周を1年と7ヶ月で回ってきたそうです。
こんな事を聞きますと世界を回っても1年と7ヶ月しか掛からないのだから、余り早くカタマランが出来たとしても老後の有り余る時間をどうして過せばいいのか悩んでしまうので、ノンビリとカタマランの大きなプラモデル造りを楽しんでいた方がキット充実した時ではないか?などと考えています。

多くのヨットマンを見ていますと3年ぐらいセーリングを続けると陸に戻りたくなってくるようです。3年も経つとセーリングや熱帯の生活に新鮮さが無くなり陸が恋しくなってきます。
だから我々も3年ぐらいを目標にセーリングを考えていますが、セーリングに出る為に身辺整理をして出ますので、又陸に戻ろうとするとヨットを売ったり住む場所を探したりとこちらの方に時間が掛かるのが一般的です。

でもどうせ陸の生活に戻るのならこのまま陸に住んでいればと自問自答するのですが、幸せな陸の生活は余りにも変化に乏しく退屈である事と、このままここで死に絶えるのなら残りの人生を思い切って色々な事をして多くの変人達に会って?馬鹿な話しでもして老後を過したいと考えるのです。
世界には色々なタイプの人達が住んでいます。こんな人達に巡り会いたいと思うのです。

陸上には毎日の食い扶持を稼いで過す人達ばかりが多く、老後に楽しく遊びの話を出来るような人が少ない。以前はリタイヤした人達とテニスなどしていましたがどうも私の趣味ではなく、もう少し刺激的な生活を自然の中にどっぷりと浸かって過すことに憧れています。

雨、雨、雨、あめ、あめ、時々晴れ。又、雨。

Comments: Post a Comment



<< Home

This page is powered by Blogger. Isn't yours?